樹木の癒し効果、茶道との造園の関連、さまざまな名前のガーデン、植物の名前について(正式な名前は6年ごとに変わる!?)、節句と草木、華道などの豆知識(箱根植木(株))
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樹木の癒し効果
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さまざまな名前のガーデン
植物の名前について(正式な名前は6年ごとに変わる!?)
節句と草木、華道
お節句
一年のそのおりおり、年と季節の節目に催す行事がお節句です。
お節句は、春夏秋冬と季節が移り行く中で、その節目を感じ、心豊かに暮らせることを楽しみ祝う日です。この日を節日(せつび)といい、お供え物をして行事を行い祝います。
そして、この節日の供物「節供(せちく)」が、「節句」の由来と言われています。また、季節の節目を感じることができる季節の草木が、お節句の象徴となっています。
五節句と草木
身近なお節句や、あまり馴染みの無いお節句もありますが、現在でも五つのお節句が伝えられています。
そして、お節句ごとに、その季節を表す草木が、お節句の行事を演出します。
節句の名称
イメージ
月日
節句の概説
節句の草木
人日の節句
1月7日
人日(じんじつ)とは、人の日の意味です。邪気を祓うために七草を食べて無事を願ったといわれています。
現在では、七草は、お正月の後の身体を労わるためのお粥として食べられています。
また、人日の節句の七草を、春の七草といいます。
七草の節句ともいわれます。
[春の七草]
・芹(せり)
・薺(なずな):ペンペングサ
・御形(ごぎょう):ハハコグサ
・はこべら:ハコベ
・仏座(ほとけのざ):タビラコ
・菘(すずな):蕪
・須々代(すずしろ):大根
上巳の節句
3月3日
上巳(じょうし)とは、上旬の日の意味です。中国では、上巳の日に水辺で身体を清め、宴会を催し、わが身の厄を流す風習(上巳の祓)がありました。これが、日本に伝えられ、後に、紙製の小さな人の形(形代(かたしろ))を作ってそれに穢れを移し、川や海に流して災厄を祓う祭礼変わりました。現在でも「流し雛」の風習として残っています。
現在の「雛祭り」は、京の貴族の「雛遊び」が起源と言われ、江戸時代に節句と結びついて行事になったといわれています。
「桃の節句」ともいわれます。
もも
端午の節句
5月5日
端午(たんご)とは、月の端(はじめ)の午(うま)の日の意味です。中国では、邪気を祓い健康を願う日とされ、蓬で作った人形を飾ったり、菖蒲(しょうぶ)酒を飲んだりする風習がありました。これが、日本に伝えられ、後に、「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであり、また菖蒲の葉が剣を形と似ていることから、端午は男子の節句とされました。
また、鎧兜には男子の身体を守るという願いが込められ、鯉幟の風習は中国の故事にちなみ、男子の立身出世を祈願しています。
「菖蒲の節句」ともいわれます。
菖蒲
七夕の節句
7月7日
七夕は、正式には「しちせき」と読みますが、牽牛星・織女星が年に一度だけ会えるという伝説より「たなばた」と読まれるようになったと言われています。この、有名な伝説は、約2000年前の中国で生まれたといわれています。
「たばなた」とは「棚機(タナバタ)」を意味し、機織(ハタオリ)の棚をいいます。天上で機(ハタ)を織る織女は、手芸の神様でもあることから、これに祈ることで手芸(裁縫や習字、和歌なども含まれます)の上達を祈る行事として広まりました。また、天上に願うことから、真直ぐ伸びる竹に短冊を吊るしたといわれています。
竹
重陽の節句
9月9日
重陽(ちょうよう)の節句も、他の節句と同様に、中国から伝えられた行事が起源といわれています。9月9日は、現在の10月にあたり、茱萸(しゅゆ=ぐみの実のこと)を袋に入れて野山を歩き、菊酒(菊の香りを移したお酒)を飲んだりして、邪気を祓い長命を願ったといわれています。
なお、中国では、菊の花は不老長寿の薬として信じられ、鑑賞のためでなく薬用に栽培されていたようです。漢方でも、多くの菊の花の種類に薬効が認められています。
平安時代の宮中行事は、江戸時代には武士の祝日になり、明治時代までは、庶民の間でもさまざまな行事が行われていたそうですが、現在は、日常生活から縁遠くなっています。
菊の節句、栗の節句ともいわれます。
菊
栗
秋の七草
万葉集に詠まれた、「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花。萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女郎花また藤袴、朝貌の花」 (山上憶良) の七草を「秋の七草」といいます。
春の七草は食して無病息災を願うものとされ、秋の七草は見て楽しむものとされていますが、秋の七草の中で、葛、女郎花、藤袴、桔梗の葉や根は、食用や薬にも用いられます。
[秋の七草]
・萩(はぎ)
・尾花(おばな):薄(すすき)
・
朝貌(あさがお):桔梗(ききょう)
・撫子(なでしこ)
・葛(くず)
・藤袴(ふじばかま)
・
女郎花(おみなえし)
華道と七夕
牽牛・織女へ花を供えたことが、生け花に発展したといわれています。
古来日本では、七夕の日に、供花と言って仏前に花を供えていましたが、宗教的な意味が薄れて、唐絵をかけた室内に屏風をたてて、違棚に瓶花を飾って、七夕が終わった後も一般に公開したようです。
それが、花を何度も取り替えて、一年中花を飾る習慣となり、生け花となって流派を作っていったようです。
このため、華道では、七夕は特別の意味を持っています。
華道の会派の名前にも、七夕の名前を持つものがあります。
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